4Dでデータベース・アプリケーションを作るための学習教材
4Dアプリ開発ガイドは、4D の開発環境で開発されたアプリケーションソフトウェアを「4D アプリ」と呼びます。4D アプリは、Windows でもMac OS X でも動作し、プログラムを変更することなく、スタンドアロンでもサーバでも動作させることができます。このようなメリットのある開発環境について、当社が実務を通して蓄積してきた開発方法を新人や学生の方々に身につけていただこうと考え、本書を制作しました。
本書には、現時点で当社が考える「コマーシャルレベルの4D アプリを効率よく開発する方法」をまとめてあります。さらに、誰が作っても内部的に一定の品質を確保できるように、コーディング方法についてのガイドラインである「コーディング規約」を示しました。
ログイン画面
|
リストをダブルクリックすると開くスタッフ入力画面
|
本書で解説する4Dの機能
- メニューやフォームの基本的な作り方、プリントやデータの書き出しを理解できます。
- リストボックスを使ったイベントドリブン型アプリケーションの実装を学べます。
- マルチウィンドウ、マルチプロセスのアプリケーションを作れるようになります。
本書に収録されているサンプル
本書では、サンプルとしてStaffDB という4D アプリケーションを作成します。このサンプルには以下の機能が含まれています。
- ログイン(ログイン画面を自作します)
- メイン画面(正常にログインした後に表示されるフォームです)
- スタッフ一覧(ログイン可能なスタッフを一覧表示します)
- スタッフ入力(スタッフを追加・編集・削除)
- 一覧印刷(スタッフ一覧を印刷します)
- 書き出し(スタッフ一覧を外部テキストファイルに書き出します)
これらの機能は、4D アプリケーション開発の際によく使われます。内部的な実装方法を再利用できるだけでなく、ここで作成するサンプルの機能をそのまま別のプロジェクトのベースとして利用することができます。
内容
- バインダー綴じA4 149ページの書籍
- 以下のファイルを含むCD
- 本文PDF
- サンプルソースコード(StaffDBの完成品/章ごとの途中経過)
- JCL4D(Jirokichi Common Library for 4D)
動作環境
- OSは4D v11 SQLの動作環境に準じる(開発/実行とも)
- 4D v11 SQL、4D v12
- Jirokichi Common Library for 4D(JCL4D・CDに同梱)
価格
|